セックスが短い時間で終わってしまう…という悩みを持っている人は性別問わずたくさんいると思います。
自分たちのセックスは短いと意識している時点で満足できていないということです。
特に女性はゆっくりセックスを楽しみたいと考えている人が多いのに男性側がすぐに限界になって射精して即終了というパターンが多いです。
男性側としても本当はもっと長くセックスしていたいけど、射精感が込み上げてきてしまうと我慢できずにイッてしまうのでどうしようもない…という状態になることが確かにあります。
1回きりの関係ならまだしも、カップルや夫婦などの間柄だとこういった性に関する問題を放置しておくと後で喧嘩や気持ちのスレ違いなどのトラブルに発展しかねません。
セックスの平均時間を知ろう
まずは自分が短いと思っているセックスの時間は他の人たちの平均と比べても明らかに短いものなのかチェックしてみましょう。
短いと思っていた時間が実はごく普通でとくに問題視するレベルではなかったということだって考えられます。
挿入の平均時間は5分ちょっと
オーストラリアにあるクイーンズランド大学の心理学者による研究データによるとペニスをヴァギナに挿入してから射精をするまでの時間を計測すると最短で33秒、最長で44分、平均で5分4秒という結果が発表されました。
あくまでも挿入の時間なので、前戯なども含めるともっと長くなりますが、それでも「思ったよりみんなも短いんだ」と感じませんか?
ただもし自分の挿入時間が5分以下となると、平均よりも短いということになるので対策を考えなければいけません。
セックスの合計時間は平均で12分
アメリカで以前432組のカップルを対象として2000回以上のセックスの統計で平均時間を計測した結果、前戯も含めたセックスの合計時間は平均で12分前後ということがわかりました。
個人的にはこの数字を見たときに「あれ、みんな結構短いな」と感じましたが、あなたはどうですか?
さきほどの挿入時間の平均とあわせて考えてみると、前戯が7分、挿入が5分というのは世の中の性行為時間の平均と捉えられます。
性行為を長時間続けるためのコツ
無駄に長い時間を費やすだけではなく、セックスの満足度を高めながら時間を長くしていくために役立つ対策方法をいくつか紹介していきます。
前戯にたっぷり時間をかける
挿入にあまり自信がない…という男性はできるだけ前戯を丁寧に行うようにするとセックスの合計時間や満足度を高めることができます。
セックスが短い男性は前戯も苦手な人が多いですが、あまり難しく考える必要はありません。
触るか触らないかくらいのソフトなタッチで、ゆっくり撫で回したり時間をかけて全身を愛撫するくらいで十分です。
最低でも前戯には10分以上の時間をかけ、できれば20分くらいは使うようにするのがベストです。
前戯の終盤で一度相手の女性をイカせてから挿入へ移るようにすると、パートナーの満足度は急上昇すること間違いなしです。
挿入はゆっくり目に
挿入しはじめると気持ちよすぎてすぐに射精しそうになってしまう気持ちもわかります。スピード感のあるピストンだと1~2分くらいで出そうになることもありますよね。
挿入も穏やかにゆっくりと行うようにすれば早漏気味の男性でも結構長く持ちますので、できるだけゆっくり動かすように意識してみましょう。
パートナー女性が主導権を握る体勢で挿入をはじめてしまった場合は、ゆっくり動いてもらうようにお願いしましょう。
最低5分以上挿入できて、「もうイッてもいいよ」という合図を感じ取ったら速度を上げて一気に射精するのがいいですね。
すぐ射精しそうになったらペニスを抜いて30秒休憩
セックスが久しぶりだったりすると挿入してちょっと出し入れをするだけで急に射精しそうになることがあります。
もう十分な時間セックスをした後ならそのまま激しくピストン運動を続けてフィニッシュするのもいいですが、まだ不十分でもっと長く楽しみたい…という場合には思い切って一度ペニスを抜いて少しだけ休憩を挟むといいでしょう。
相手は「え!なんで抜くの…?もっと激しく挿れて!」と感じたり、そのように言ってくるかもしれません。ただ、中途半端に出してしまうよりは少し休憩を挟んでリスタートしたほうが良いこともあります。
休憩といってもあまり長時間の休憩をとると萎えてしまうので今30秒程度が適切です。30秒だけペニスを膣から抜いてその時間に愛撫や前戯に戻ったりキスを楽しむのもいいですし、エッチな会話を楽しむのもいいでしょう。
男性の精力・持続力を高める対策をする
セックスが短いのは男性側が先に射精して終わってしまうのが原因です。女性は1回のセックスで何度かイクことができますが、男性は1回イクとほぼ終わり。よくても2回くらいが限界です。
なので男性の精力や持続力を更に高めることによって射精をコントロールができるようにすると根本的な原因から改善できます。
精力・持続力が上がるということは戦闘力が向上するのと同じで射精しそうになっても自分の意思で射精感をコントロールして引っ込めることもできるようになります。
これなら長時間のセックスでも変に休んだりせずきちんと最後まで進めることが可能になります。
一人でトレーニングをする
持続力に自信がない方はまずは自分ひとりで何度か射精コントロールのトレーニングをやってみましょう。
やり方は至ってシンプルです。
普通に自分ひとりでオナニーをして、射精しそうになったときにぐっと我慢をする。これを繰り返すのみです。
寸止めによって射精を止めてコントロールする感覚が身につくようになります。
精力剤で精力・持続力を高める
精力剤にも色々な種類がありますが、射精コントロールができるくらい余裕で長期戦のセックスを楽しむために適した精力剤があります。
- 心を落ち着かせる成分
- 男性ホルモンを高める成分
- 血行を良くする成分
これらが同時に含まれている精力剤を続けることで長時間の性行為にも耐えられるようになってきます。
私がこれまで使ってきた精力剤ではゼファルリンという男性向け精力剤が特に効果的でした。シトルリンやアルギニンなどの精力アップに効く成分はもちろん入っていますし、心の不安感などを落ち着かせるトリプトファンも含まれるので安心してセックスできるようになるのも強みです。
今まで早漏気味でセックスが早い段階で終わってしまっていたという男性でも、ある程度余裕と自信を持って長めのセックスができるようになります。
いずれにしても男性自身のセックスにおける総合力を高めるようにしていくのが長期戦のセックスに向けた対策としては必要不可欠になります。
まとめ
今回はセックスがいつも短い!といったカップルの夜の営みが満足にいかない場合の対策方法をまとめてきました。
シアリスのようなED治療薬を使って射精感を鈍らせることでセックスを長期化させることもできますが、男性の感度も鈍くなるので長くなっても気持ちよくない状態になる場合があります。
気持ちよさを減らしてまでセックスの時間を長くするのは本末転倒なので、一時的な対処には頼らずにきちんと根本的な精力アップを目指した対策をしていく方がべきですね。