新婚EDという言葉をご存知でしょうか。別名ハネムーンEDと呼ばれることもあるのですが、新婚ホヤホヤの時に男性のEDが発症してしまってセックスがまともにできない状況になる非常に厄介な状態のことを言います。
新婚EDになると結婚までしているのに男女の関係としては最初からほぼ破綻したようなもので、早いうちに対策をしてEDを解消していかないと子どもを作ることもできず離婚や別居などの原因となってしまいます。
新婚EDになりやすいシチュエーションとは?
結婚をする年齢は人によって異なりますが、初婚の方であれば20代から30代くらいが多いのではないかと思います。年齢的にはまだまだEDになるような年齢ではないのでこの時期にEDになるのは若年性EDと判断できます。
初婚かつ性経験が少ないと新婚EDになりやすい
初めての結婚で今までも付き合ってきた経験が少ない男女の場合は比較的新婚EDになってしまう確率が高くなると言われています。
恋愛経験が少ないということは当然ながらセックスの経験も圧倒的に足りていないということになるので、いざ結婚してハネムーンの夜にセックスをしようと思っても緊張でガチガチになって勃起すらまともにできないで終わってしまうという状況になりやすいです。
初婚の62.5%は性経験がないという統計も出ているくらいなので結婚してから初めて性経験をして上手くいかずに苦労することになる人はかなりたくさんいるようです。
見合い結婚は初婚EDになりやすい
お見合いからの結婚というと今となってはちょっと堅苦しいくらいのイメージもありますよね。
自然な出会いから付き合いに発展すると交際中にたくさんの性経験もしてその後に結婚をする場合が多いので新婚でもEDにならずにすむことが多いですが、見合い結婚の場合は交際中に性行為を一度も行わないという人も多いです。
見合いで結婚する男性は見合いするまでは性経験のない童貞男子だったりして上司や家族などのすすめで結婚を決意しても結婚するまで妻とベッドインすらせずに進んでしまうこともあります。
この場合は新婚旅行などで初めてセックスすることになっても性経験不足と緊張から膣にペニスを挿入しようとしても上手く入らなかったりします。何度か試みても入らないと男性は間違いなく焦ってきてあくせくしている間にペニスの勃起が萎えてしまいます。
オナニーなら勃起も射精もできるのに妻とセックスできない
ホルモン検査などでも問題なく、普通に自分でペニスをしごいてオナニーするなら問題なく勃起も射精もできます。なのに結婚したばかりの妻とはセックスできないのです。
妻も夫もまだ若くて性欲そのものはあるのに、性交渉に挑戦してもどうせ上手くいかないだろう・・・という思いが強くなると夫婦仲も冷めてきて雰囲気のよくない家庭環境になっていきます。
新婚初夜の失敗は男性の脳裏に強く残ってしまうのでその後も心のトラウマが生じて「また失敗してしまうのではないか」とか「これで失敗したらもうダメかも・・・」と恐れや不安から完全なる心因性EDに発展してしまいます。
新婚EDの原因はいずれも心理面にある場合が多い
ここまでのシチュエーションを確認すれば原因は何となく想像が着くと思いますが、新婚EDの原因はいずれも心理面にあると考えられます。
もちろん大多数がそうだというだけで、場合によっては常用薬の影響で器質性EDになっていたり新婚時の年齢が高いために男性ホルモンの分泌力が低下しているということも考えられます。しかし9割は経験不足から来る不安や緊張、そして1回失敗したことがトラウマになってしまったという流れで新婚EDが長引いてしまっているのが現状です。
奥様もこの状況に陥っている時は男性の緊張や不安、ストレスをいかに優しく取り除いてあげるかという所を重要視して行動に移していかないといけません。男性の心は女性よりも弱い事が多く、弱った心が下半身を不能としている原因になってきます。
新婚EDの対策は?
では離婚や別居などの結末を迎えてしまう前に新婚EDの対策をするならどのような手段をとるのがベストなのか解説していきます。
泌尿器科・メンズクリニックに行ってみる
自分でなんとかする自信がないならまずは専門家の意見をうかがった上で対策をしてみるのが良いでしょう。
EDの治療を本格的に行うことになると費用がかなりかかってくることもありますが、新婚EDのせいで離婚することになるくらいだったら治療をしたほうが幸せになるのは間違いないと思います。
泌尿器科の診察を希望する場合はまずは何度か通う可能性が高いのでお近くの泌尿器科を探してみましょう。
ED治療薬を使った対処を行う
泌尿器科などに相談をすると結果的にED治療薬を進められる場合が多くなります。
具体的にはバイアグラやシアリスなどの薬を性行為の1時間くらい前に服用して勃起を持続させていきます。
薬の有効時間は6時間程度と短いので使うタイミングを間違えてしまうと全く意味がないこともあります。またED治療薬の場合は副作用のリスクも伴いますので、人によっては服用し続けることができなくなる場合もあります。
ED治療薬の種類と選び方について精力剤で安全に少しずつ改善していく
少し時間はかかりますが、もっとも安全かつ楽に対処できるのが精力剤を使った対策となります。
精力剤であれば医薬品ではなく健康食品の一種でもあるので正規ルートから通販で入手することができます。
通販で購入できる精力剤だったら誰にも知られることなく自宅にいながらにして対策ができます。
しかも精力そのものが増強されますし、体力や免疫力、持久力なども総合的にアップすることになるので新婚ED対策だけではなく日常的な仕事のポテンシャルを高めたり疲労軽減するなど健康に対するメリットがあるのも魅力です。
新婚EDの対策に使いたい精力剤まとめ
今回は新婚ED(ハネムーンED)が起こりやすいシチュエーションから考察する原因と、対策方法についてまとめてみました。
私は結婚前に何度もセックスをして性の相性が合う相手と結婚をしたので新婚EDになることはなかったですが、あまり学生時代からモテなかった友人が30代になってお見合い結婚をした後に新婚EDになったと相談を受けたことはあります。
結婚式まで参加してお祝いをしたちょっと後の話しだったのでとても深刻そうでしたが、その時は必ず改善できるからあまり深刻になりすぎないようにとアドバイスをさせて頂きました。
新婚EDは対策をすれば必ず改善できるので原因を自分なりに追求しながら適切な対応を行っていくのが理想的です。諦めてしまったら全てが終わると思って、焦らず地道に対策をしていきましょう。