オナニーをすることによって男性ホルモンが減るという噂がありますが本当なのか気になるところですよね。
一部では逆にオナニーをすることで男性ホルモンが増えるという噂などもあって何が本当なのかいまいちわかりにくいところがあると思います。
専門家の私から実際のところどうなのか改めて解説していこうと思います。
オナニーをすると男性ホルモンにどのような影響があるのか
一時期は本当にオナニーが男性ホルモンを増加させる!という話の信憑性が高い時があったので、いまだにその名残でそれを信じている人が少なくないのですが、現在の最新の情報としてはそれは間違いであるということが明らかになっています。
海外の論文で詳しい情報が出ているのですが、簡単にまとめると以下のような内容となっています。
1.射精をしても男性ホルモン(テストステロン)の濃度は変化しない
2.オナニーを一定期間禁止することでテストステロン濃度が増加した
3.射精によって一時的に男性ホルモン自体が放出されて失われる
つまるところオナニーをしても男性ホルモンが増えることはないがオナニーをしないことによって男性ホルモンは増えるということになります。
ちなみにここの2つ目にあるオナニーを一定期間禁止するというところの期間については3週間だそうです。
健全な男性としては3週間もオナニーを禁止するというのはなかなかに辛いものがありますし、ストレスに感じるかもしれませんが論文から読みとける事実としてはこうなっています。
男性ホルモンが減ると何か影響はあるのか
ではオナニーをしすぎることで男性ホルモンが失われてしまい一時的とは言えどもテストステロンが減少するようになると何か目に見えた影響はあるのでしょうか。
男性ホルモンが減ったとしても特に影響がないのであれば、オナニーを我慢してまで男性ホルモンを増やす必要性を感じないというところもあると思います。
ただ実際のところ男性ホルモンの減少は体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
とくに日常生活ですぐに疲れてしまうような虚弱気味な体質になってしまったり、休んでいるのに疲れが全然抜けないというような悩ましい状況になることも増えてきます。
また若くして更年期障害のような状態になってしまったり、男性ホルモンの減少が原因で内臓脂肪の蓄積がひどくなってメタボになってしまうというケースもあります。
最悪のケースとしては勃起不全を起こしてしまうということでしょう。
一度でも勃起不全を経験したことがある人ならそのつらさがどれほどのものか分かると思いますが「絶望」を感じるほどのものです。
男性ホルモンを増やすサプリで対策も可能
オナニーをしすぎて男性ホルモンが減るということは事実なので変えることはできませんが、そのためにオナニーを我慢するというのもつらいものがありますよね。
それに禁欲しすぎるのも逆効果と言われており、性行時に十分な勃起力が維持できないなどトラブルを招くこともあります。
男性ホルモンの対策をするのあれば意図的に体内に男性ホルモンを増加させることができるサプリメントを補給するようにしていくのが理想的です。
テストステロンを増加させることができると言われるアルギニン(Lアルギニン)を豊富に含むサプリを使うようにしていけばオナニーを止めたり無理に禁欲することなく男性ホルモンを増加させることも十分に可能です。
つまり勃起不全や虚弱体質なども解消することができるということでもあります。
男性ホルモンの減少が心配な場合はアルギニンを積極的に摂取するようにしていくのがいいですね。