柑橘系の果物や梅干しなどのようなすっぱい味の食べ物に含まれる事が多いクエン酸ですが、精力アップや勃起不全などの症状を改善させるために効果があるのかどうかというところも気になりますよね。
クエン酸といえば昔から健康食ということで親しまれている成分でもありますし、疲労感などを取り除いてくれる効果があるということで有名です。
もしそんなクエン酸によって精力が高まるということであれば、最近性欲や精力の衰えを感じている・・・という男性にとっては嬉しいところではないでしょうか。
クエン酸の効果効能を再確認してみよう
クエン酸は健康にいい成分と言われていますが、その効果や効能は多岐にわたります。
まずはクエン酸に期待できる効果について一通りチェックしていきましょう。
食欲増進作用
クエン酸はその名称にもある通り「酸」ということで、酸っぱい成分になります。そのため胃腸などの調子が著しく低下して食欲が出ない・・・というようなたぐいの体調不良を改善していくことが可能です。
クエン酸が体内に入ってくると胃液の分泌が促進されて、胃の働きが活発化されていくので食欲が増進します。
疲労感の改善
クエン酸を摂取して体内に取り入れるようにしていくと、クエン酸回路と呼ばれるエネルギー生産を行ううえで必要不可欠な回路の働きを活性化させることができるようになります。
すると疲労感などを改善していくためのエネルギー生産が効率的に行えるようになるので、疲れにくくなって、疲労感が早く改善させれるようになっていきます。
精力とは直接関係ないですが、疲れが原因で性欲がわかないような日があるという場合はクエン酸を摂取するようにしておけば疲れが表に出てこなくなるので性欲もしっかりわくようになっていきます。
尿酸値のバランスを整える
健康診断などで尿酸値が高いと診断されてしまって、このままでは痛風になってしまうリスクがあると言われたりするとドキッとしてしまいますよね。
クエン酸に尿酸値を下げるという効果があるので、尿の中に尿酸が過剰に溜まっているような場合は、体の外にしっかりと尿酸を排出していきながら尿酸値のバランスを整えて正常な値へ戻していくということが可能になります。
痛風などを予防したり改善していきたいという時は積極的に摂取したい成分でもあります。
ビタミンBの吸収効率をアップさせる
クエン酸にビタミンBが入っているというわけではありませんが、クエン酸と一緒にビタミンBを摂取するようにすると、ビタミンB群の成分が体内に溶け込んで吸収される際の効率を高めることができるようになります。
実はビタミンBを体内に充実させるということは男性ホルモンのテストステロンを分泌させる量を増やすことに直結することでもあります。
実は精力剤の成分などを見てみるとかなり高い確率でビタミンB群が含まれていることがわかります。
特に精力剤ゼファルリンに関しては天然のビタミンB群8種類をすべて網羅して配合しているくらいの力の入れ具合です。
つまりこれをわかりやすくまとめるとクエン酸を摂取しながら精力剤を飲むことによって精力剤の効果を更に何倍にも高めることができるということでもあるんです。
ちょっとした裏ワザのようなものなので、知っておいて損のない情報かと思いますすよ。
クエン酸自体には精力を高める効果はない
クエン酸だけを摂取して精力アップを期待するのは実際のところ無理がある話です。
あくまでも疲れを取りながら間接的に精力が高まるような感覚になる程度のものなので、市販のクエン酸などをたくさん飲んだとしてもそれで勃起不全が改善されるというような効果は期待しない方がいいでしょう。
単独でクエン酸を使うならあくまでも性行為の前に疲労感をとっておくとか、性行為での疲労を予防するというくらいに留めておくのが無難です。
副作用などがある成分ではありませんし、摂取して損をする成分ではないので、体力に自信がない・・・という場合は取り入れてみるといいでしょう。
まとめ
今回は健康的な成分の一つであるクエン酸は精力アップに効果はあるのか?というところについて解説してきました。
精子の量を増やしたり、勃起力を高めるというような直接的な作用はないですが、精力剤との相性がいい成分でもあるので本気で勃起不全や精力減退と戦っていきたいという場合は精力剤との併用を推奨します。