チュチュワシという成分が人気の精力剤や増大サプリに配合されていたことから、最近徐々にチュチュワシの注目度が向上してきています。
まだまだチュチュワシの知名度は低いので知らない人や初耳の人が殆どだと思いますが、インカ帝国では古くから知られている成分でもあります。
ここではチュチュワシを摂取することによる効果の解説や、なぜチュチュワシが精力剤に配合されているのかといった理由の考察などをしていきます。
チュチュワシとは?
チュチュワシとはアマゾンの熱帯雨林などに自生する高さ30メートルにも及ぶ巨木です。巨木にふさわしい巨大な葉や小さくて白い鼻、そして強靭な硬さとなっている赤茶色の樹皮があるのが特徴です。
アマゾン地域で自生する巨木
日本ではまだチュチュワシはあまり知られていませんが、アマゾンの先住民族などは医療目的でチュチュワシを古くから活用しています。チュチュワシを煎じた薬湯などを1日3回に分けて服用し続けることによって関節炎やリウマチなどの症状を緩和する効果もあるのことで重宝されています。
チュチュワシの研究はアメリカの製薬会社などを中心に頻繁に行なわれており、臨床試験の結果などが公開されるようになってから様々なサプリメントや医薬品などの原料として使われるようになってきています。
そして日本でもチュチュワシの研究結果などから注目度が高まってきて最近は精力剤などに含有されるまでになってきました。
お酒としても親しまれている
ちなみにチュチュワシの樹皮はラム酒漬けにして飲むという使用方法もあり、現地ではアグアルデエンテという名称の健康酒としても愛され続けています。
コロンビアなどの地域ではアグアルディエンテは知らない人がいないと言われるくらいに有名でお酒を飲まない人でもアグアルディエンテだったら知っているというくらいに知名度があります。
チュチュワシを摂取して得られる効果
それではここから実際にチュチュワシをサプリメントや精力剤などで摂取してらどのような効果が期待できるのか?という点について解説していきます。
媚薬としての効果
チュチュワシに一番期待できる効果はやはり媚薬(びやく)としての効果です。媚薬という言葉も最近はあまり使われなくなってきていますが、ようは性欲グッと高めてムラムラしてきてエッチしたい気分になれるということです。
なぜチュチュワシに媚薬効果があるのか?というと、チュチュワシには男性ホルモンのテストステロンの分泌を促して男性ホルモン不足による性欲低下を改善する働きがあるからです。
どうしても年齢などが高まるにつれて自然と男性ホルモンの量が減少してくるのでそれにともなって性欲が低下することがありますが、チュチュワシを摂取すれば30代、40代と年を重ねても20代の頃のような性欲をキープすることができるようになります。
免疫力強化
チュチュワシには体内の免疫力を向上させる働きもあります。免疫力が低下していると簡単に風邪を引いてしまったり、抵抗力が弱くなって流行しているウィルスなどにあっという間に感染してしまうなど色々と日常生活でも困ることが出てくると思います。
チュチュワシをマウスに使用する実験などで、チュチュワシが免疫を強化する特性があることも実証済みです。
これはチュチュワシの幹の樹皮などから分離した成分であるトリテルペンなどが非常に強力な抗酸化作用を持っている証拠でもあります。
腎機能のサポート
チュチュワシには腎機能をサポートする働きもあると言われています。
肝臓などは沈黙の臓器と言われているので悪くなっていてもなかなか症状に出てきませんが、腎臓は悪くなるとすぐに症状になって現れてくる機関でもあります。腎臓が悪いと血尿や頻尿、蛋白尿など尿に異変が現れだすのですぐに気づくはずです。
チュチュワシの抗酸化作用などで腎臓の若返り作用なども期待できるので、将来的に腎臓関係の病気にならないように予防したり、尿のトラブルを防ぐためにも活用することができます。
痛み止めとしての効果
現地ではチュチュワシを痛み止めとしても使っていたようです。日本における痛み止めといったらロキソニンやバファリンなどを想像する方が多いと思いますが、一部ではそういった痛み止めの薬は劇薬でもあるのであまり使わない方が良いと言われていたりすることもあるので気になっている人も多いのではないでしょうか。
チュチュワシの場合はチュチュワシ単体で痛み止めとして使われているのではなく、チュチュワシの樹皮をサトウキビ酒に一晩漬け込んでアルコールエキスになったチュチュワシを使用すると言われています。
摂取することで胃痛などの痛みに効果的とされていますが、頭痛や生理痛などにはあまり高い効果は期待できません。精力剤やサプリメントから摂取する場合はあまり関係ない効果と言えそうです。
チュチュワシが精力剤に配合される理由
なぜチュチュワシが精力剤に配合されるようになったか?というとここまでの解説をみれば一目瞭然だと思いますが、摂取することによって媚薬効果で性欲を向上させえることができるからとみて間違いありません。
精子を製造することができていても性欲がなかったら射精したいと思わないですし、精神的なストレスなどで心因性のEDになってしまう可能性などもあるので危険です。
チュチュワシの場合はあくまでも天然の成分として性欲を増強することができるので、ストレスや加齢の影響などを受けて性欲が低下している状態を効率よく改善していくことができるようになります。
また免疫力を一定の状態にキープしておくという効果などもペニスの健康状態を維持するためには必要不可欠です。風邪を引いていたりしてダウンしていると結局精力を使う事もできません。
チュチュワシが配合されている精力剤
チュチュワシを配合成分として採用している精力剤は現在のところギガエレクトという増大サプリのみとなっています。
ギガエレクトは精力剤ですがペニスの増大に特化したシトルリンなどを主要成分として配合しているので増大サプリに分類されます。
チュチュワシはあくまでもサポート成分の一つとして配合されている形になっており、メインはシトルリンとなります。他にもチュチュワシと同じアマゾン地域の精力素材として知られるイポルルやウアナルポマチョなどの成分をはじめ合計130種類を超える有効成分を同時に摂取することができます。
増大サプリとしても配合されている成分の量や種類が非常に多いので注目度は非常に高くなっています。
まとめ
今回は精力剤の成分であるチュチュワシの効果などについて解説してきました。
失われた性欲を回復させる媚薬的な効果も嬉しいところですが、関節炎やガンの予防、喘息や脳腫瘍などといった病気の予防にも活用できる成分と言われています。